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『大悪逆令嬢 ストラテジーオブリリィ』大前説令嬢④ ~ 無敵要塞グレート・ウォール~

こんにちは。『大悪逆令嬢 ストラテジーオブリリィ』開発チームです。

“大前説令嬢”、楽しんでいただけているでしょうか。

開発も大詰めを迎えつつある中

あと少しだけお待ちいただけたらありがたく思います。

 

では、引き続きふたりに紹介をしてもらいましょう!

今回はスカーレットたちの前に立ち塞がる「帝國の要塞」にかかわる人たちです。

 

では、どうぞ!

 

 

▼クールな天才

 

「珍しく知的なやつが登場したな」

 

 

「珍しくて

 こちらは帝都防衛の要である要塞『グレート・ウォール』の

 射撃管制官さんだそうで」

 

 

「ほう、射撃管制官か

 ということは測距能力だけでなく

 目標の未来位置まで予測しないとならない

 重要な役職だな」

 

 

「……本当に士官学校の首席だったんだ」

 

 

「どうせ疑ってるだろうと思った」

 

 

「要するに弾道計算のプロですね」

 

 

「なぁに、発射から着弾まで何十秒あると思ってる

 当たらなければどうということはない」

 

 

「要塞砲の砲弾、衝撃波だけで人体は粉微塵になるんですけど」

 

 

「逆に言えばそれだけ小回りが利かんということでもある

 まぁ見ていろ、私が落として視聴者の度肝を抜いてくれる」

 

 

「……私が想定していた砲撃と違うな?」

 

 

「天才ってズルいですよね」

 

 

「天才だからで片付けていい事象じゃないんだが

 砲身だけ召喚するな」

 

 

「あたしたちだけしかダメージ食らってないのも

 納得いかないよね」

 

 

「ああ……うん……

 もうそういう次元じゃないけどそれでいいや……」

 

 

「てなわけで

 しっかり対策立てていきましょうね~」

 

 

 

▼ 熱血第2皇子

 

「わあすっごいリーゼント」

 

 

「よく見ろ

 ヒゲも編み込んでるぞ」

 

 

「この方は帝國の第2皇子様でしたっけ」

 

 

「グウィンの弟で帝國軍第2師団長だな

 帝國軍の精神的支柱のひとりだ」

 

 

「めっちゃ悪役っぽい顔してるね」

 

 

「そうか? 私たちから見たバイアスだろ

 臣民人気も非常に高いし強く慕われてるぞ」

 

 

「そうなんだ……

 じゃあ普段は爽やかなのかな?」

 

 

「平たく言えばガキ大将タイプでな

 デカいもの、強いやつ、ドラゴンみたいな

 男の子が好きなものが大好きなのさ」

 

 

「すごくわかりやすい」

 

 

「騎兵も大好きだぞ

 銃を持ったら竜騎兵って呼ぶだろ」

 

 

「超わかりやすい」

 

 

「大丈夫?

 この人だいぶハイになってない?」

 

 

「自分の部下と兵に全幅の信頼を預けているからな

 カリスマとはこうやって体現するものさ」

 

 

「これを相手にするのは……

 すごく……骨が折れるというか……」

 

 

「親父殿が帝國の盾なら、殿下は帝國の矛

 まさに正面戦力だ

 これを破るのは歯ごたえがあるぞ」

 

 

「レンガをかじる気はないんですが」

 

 

 

▼ 謎の猟師

 

「……何だこいつは」

 

 

「ピンクのクマですね

 ほら かわいいでしょ?」

 

 

「なんかこう

 どこからツッコんだらいいんだ」

 

 

「マスコット枠その2です」

 

 

「その1はカーマイン嬢か

 あれはまだ納得できるが……」

 

 

「見てくださいこのつぶらな瞳

 とっても愛くるしいでしょう?」

 

 

「返答に困ることをたたみかけてくるな」

 

 

「なお素性は戦場近くの村の猟師らしいです」

 

 

「満場一致で不審者だ!」

 

 

「歌いながら手投げ弾を投げ込んできたぞ」

 

 

「帝國驚異の新兵器

 手榴弾を投げてくるピンクのクマ」

 

 

「これが新兵器なら帝國はとっくに終わっとるわ!

 待て、あの射出してる武器は何だ?」

 

 

「ソートレルっていうボウガンのお化けみたいなやつ」

 

 

「猟師が持ってていいモンじゃないだろ!!

 よく見たら歩兵じゃなくて砲兵扱いじゃないか!!」

 

 

「大悪逆令嬢7不思議のひとつだね」

 

 

「頭痛がしてきた」

 

 

「それは現実に対する拒絶反応ですよ

 受け入れましょう

 カワイイを」

 

 

 

▼ 第2皇子の懐刀

 

「これはまたずいぶんイケでメンな人だねぇ

 戯曲の悪役で花形になれそう」

 

 

「悪役なのか……私にはそっちの造詣がないからわからん」

 

 

「王女様とか女神様にひどいことする系美男子と言えば

 伝わりますかね」

 

 

「伝わっちゃいけない共感覚だろ、それ

 こいつはキアラン殿下を支える兵站屋だ

 第2師団が置かれている「ミッドランド・ウエスト」は穀倉地でな

 軍馬の糧食から将兵たちの補給までこなしているらしい」

 

 

「どれどれ……カンペには

 公私ともに殿下の世話をしていると書かれてますね」

 

 

「ああ 細かいことに無頓着だからな

 幼少期は世話係がグウィン以上に必要だったそうだ」

 

 

「……その人を面倒見てるんですね

 悪役とか言ってすんませんっした」

 

 

「貴重な回復役&バッファーだ

 捕まえろ」

 

 

「気が早い」

 

 

「単独行動させないと

 周りが強くなって面倒になるタイプだね」

 

 

「真っ先に潰さないとな

 だが用意周到そうだから慎重に攻略する必要もありそうだ」

 

 

「……スカーレット様の辞書に

 「慎重」って単語があったんですね」

 

 

「お前 私のことバカだと思ってるだろ」

 

 

「いえいえそんなそんな」

 

 

 

いかがだったでしょうか。

今回はスカーレットに立ちふさがるもう一つの帝國師団「第2師団」の

皆さんを紹介していただきました。

 

帝國の誇る「グレート・ウォール要塞」を

スカーレットたちはどうやって攻略するのか。

発売まで今しばらくの間お待ちいただけましたら幸いです。

 

今後とも『大悪逆令嬢 ストラテジーオブリリィ』をどうぞよろしくお願いします!

 

 

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