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2025.05.26
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『大悪逆令嬢 ストラテジーオブリリィ』大前説令嬢③ ~ ペンローズ家の人々~
こんにちは。『大悪逆令嬢 ストラテジーオブリリィ』開発チームです。
本作に登場する人々をスカーレット様とリリィちゃんに紹介してもらう
“大前説令嬢”、いろいろな反応頂けてありがとうございます。
引き続きふたりに紹介をしてもらいましょう!
今回はスカーレットの実家である「ペンローズ公爵家」にかかわる人たちです
では、どうぞ!
▼ 白衣のおてんば天使
「……出るとこ間違えてない?」
「決して戦場に出るべきではない人種ではあるが
ウチの実家に仕えているメイプル家の子女だ
家族からの寵愛を一身に受け、特に兄からは目に入れても痛くないほど溺愛されていた」
「……」
「私と正反対だとか考えてたろ」
「ソンナコトナイデスヨ」
「まぁいい
なるほど、従軍看護婦になったのか」
「なんかスカーレット様に話があるようだけど」
「それだけで戦場に飛び出してくるとは
なかなかの度胸だ」
「こんな幼い少女にまでおモテになるとは」
「何だその目は」
「手ェ出しちゃダメだよ」
「私を色狂いか何かと勘違いしてないか?」
▼ 鋼鉄の戦列歩兵
「オイオイオイオイ
本来配信艦を係留するための錨鎖だぞ
簡単に引きちぎられてたまるか」
「そんなもん使ってたのか
対人で使用していいもんじゃないだろ」
「でも引きちぎられたんですよ?」
「……まぁこいつは鍛え上げた筋肉ダルマだから」
「ご存じなんですね」
「カーマインの兄だよ
我がペンローズ家臣団の軍人だ」
「本当に同じ遺伝子!?
じゃあさっき言った「目に入れても痛くない」兄がこの人……」
「怒らせると厄介だぞ」
「そうですね
そして嫌な予感しかしませんね」
「めちゃくちゃ統制取れてるんですけど」
「近衛師団伝統の戦列歩兵だな
号令が下ればどんな戦況でも突っ込んでくるぞ」
「いかにも職務に忠実な軍人さんですね
我々に勝ち目はあるんですか」
「勝ち目のあるなしで判断するものじゃない
拾うんだよ」
「戦は準備が9割と申しますが」
「……まぁなんとかなるだろ」
「ヘルプ!! 優秀な仲間ヘルプ!!!」
▼凄腕の特殊部隊エース
「こんなヤツ近衛にいたかな……」
「ええと、カンペによると最近入隊したらしいですよ」
「カンペを堂々と読むな」
「なんでも特殊任務のエキスパートだとか」
「ふうん? 正面決戦一辺倒の近衛にしては珍しいな
頭も少し柔らかくなったのか 感心だ」
「特殊部隊ってことは個人戦闘のエキスパートなんですかね
なんか仮面とか被ってますけど」
「あれ片側見えてるのか?」
「……これ以上踏み込むのはやめよう
実力に自信あるみたいですが
スカーレット様はどう受けて立ちます?」
「力で捻じ伏せる
最強が誰か、畏怖を脳髄に刻み込んでやろう」
「嫌なダンスホールだなぁ
痛そう……めっちゃ痛そう」
「いちいち芝居がかったやつだ
スタン付きとは卑怯な」
「まあ 特殊部隊ですから
特殊な能力を持ってるでしょうね」
「もうちょっと気の利いたコメントないのか」
「だって「スカーレット様にちょっと似てる」なんて言ったら
怒るでしょ?」
「……そんな狭量ではないが
しかし気に食わんな
目立つのは私だけに許された特権だというのに」
「ハイハイ
とにかく近衛師団はさすが人材豊富なようですね」
▼ 頑固一徹な親父殿
「出た」
「スカーレット様のお父上だよね
近衛師団の師団長をお勤めになっているという」
「そうだ 親父殿の頭の固さには驚くぞ
どれだけ私の可憐な乙女時代を邪魔されたか…」
「苦労したのはお父上だと思うけど」
「何か言ったか?」
「いや何も」
「まあアレだ 清廉潔白、伝統が服を着て歩いてるようなタイプでな
戦術も常に堂々と正面決戦なのに無敗ときてる」
「うわぁ…」
「この声10km離れてても聞こえるらしいぞ」
「横隔膜、合成ゴムでできてんの?
けどそれじゃ師団本部が狙われてしまうのでは」
「自分に攻撃を集めて部下を守りつつ
それでも跳ね返すんだよ
サンジャイのやつが興奮して話してたぞ」
「ペンローズ公爵家……全員戦闘民族かよ」
「親父殿を”わからせる”のは少々骨が折れそうだが
楽しみだな」
「楽しくねーよ!」
いかがだったでしょうか。
今回はスカーレットの実家「ペンローズ公爵家」の皆さんを紹介していただきました。
スカーレットたちが彼らとどんな形で出合い
そして戦いになるのか。
スカーレットにかけられた皇帝暗殺の疑いは果たして晴らすことができるのか。
発売まで今しばらくの間お待ちいただけましたら幸いです。
今後とも『大悪逆令嬢 ストラテジーオブリリィ』をどうぞよろしくお願いします!